お年寄りはまず体を動かすとか鍛えるじゃなくて「開放」してあげないとダメです

高齢者関連

ども小池整体コイケタロウです。

 

最近母親の体の調子がよくないということだったんで施術したんですけど、改めて心底このぐらいの年代の人の不調はしっかりやってあげないとダメだなと痛感しました。

実は父親も少し前にいろいろあって最近日課の散歩がずっとほとんどできなかったんで、動きを見るといわゆる「お年寄りのスローな動き」というものが加速してる状態で。

母親は右肩の痛みと階段を一歩一歩横向きでないとまっすぐ登るのも降りるのも腰とひざが痛くて無理。

父親は立ち上がりですごく辛そうで散歩しても5分ぐらいで背中から腰がつらくてへたり込む。

母親は病院で脊柱管狭窄症の疑いがあるからMRIをとるように言われ違う病院で診てもらったら「腰の骨の間が狭くなってるので軽い狭窄症」(?)と診断され、今のところ必要はないと思うがもし手術するなら1か月ぐらい入院する必要があることと、しないなら薬で痛みを押さえるように言われて処方されたものを服用したら体が重くなってめまいがするようになり、一番軽い薬に変えてもらったんだとか。

一応狭窄症の簡易テストを家でやらせたらそういう兆候は出ないし痛みもしびれなども増幅しない。

診断にケチをつけるつもりはないけどいろいろ納得いかないのでしばらく続けて施術してみることにしたんですが・・・

 

まあよくわかってはいるけど改めて病院は手術後の状態には責任持たないし、痛みは基本薬で解決するのが方針なわけです。

死ぬほど聞く王道コメントトップ3が「筋肉が足りない」「運動不足」「加齢によるもの」。

これらはまあ正しい。確かに正しい。が!

その解決法としてただ「筋トレ(リハビリ)しろ」「運動しろ」「あきらめろ」

と言って投げっぱなしジャーマンか、痛み止め渡すだけってのは間違い。果てしなく間違い。

だけど病院のお医者さんはそっから先は実際よくわからんのです。どうしたらいいのか。

なぜならそういう勉強はしてきてないからです。教わってもいないからです。学校で。

はっきりいっちゃえば「得意分野じゃない」わけです。

だから内臓とか血液検査とか神経とか見てもらって特に異常がないなら、ある意味もうそれは病院の領域ではないのかもしれない。

特に診断後1年以上経ってももらってる薬を真面目に飲んでも変わりがないのなら、かかる先を変えた方がいいと思います。

 

筋トレするにしても運動するにしてもまず痛いから・動かせないからできないし、イヤになっちゃうからやめちゃうんでますますやらない・やりたくなくなる。

だからまず、どこかにすこしでも希望を自信を持たせないと、一番肝心な「やる気」は出てこない。

「これが持続したらなんていいんだろうか!」という状態をまずは「一時的でもいいから」作る。

そこから何とかしてそのとっかかりを広げていく、または勝手に広がっていくことがものすごく大事なことだと思ってます。

というか希望を持てるような状態になれば勝手に好きに動き始めますよね、人間って。

さんざん我慢してきたのにさらに筋トレ頑張れ!って、それはもういじめです。

あんたそれ自分の親にまったく同じこと言えんのか?って思う。

だからまずとにかく開放してあげないといけない。と思う。

本域で重症で物理的に壊れてる急性の場合は当然手術が必要ですし、激しい痛みや症状の一時停止のためには一時的にそれを抑えるために薬が必須です。

でもいわゆる慢性痛は病院で解決できないことがほとんどだと思います。

 

お年寄りの特徴の多くは、「つらさを我慢する(してきた)」「人の世話になりたくない(そうでない人もいる)」「実はもっと楽しみたい」だと思ってて、やっぱりそれには「自分の体を自分で痛みもつらさもなくコントロールできる」状態が必須です。

HPにも書いてますが、そうなると子供も孫も伴侶もみんな自動的に幸せになる。

3回ぐらい施術しましたが母親は反応し始めて階段まっすぐ上り下りできたりしてきています。

まあこっちが幸せでいるためにももう少し頑張って続けます(笑)

 

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