ども小池整体コイケタロウです。
胎教にはクラシックがいいとか言われますが(なんで?)、妊娠中からメタルを聞かせて出産を・・・みたいな話はあまり聞かない。
相対的にうるさくて時に過激で歌詞にも品がなくて化粧をしたりピアスをしたり革ジャン着たり舌出して人に中指立てたりするような音楽は、やはり品がないしょせん子供の音楽なのか?
ある意味そうであり、ある意味そうでない・・・んじゃないかなと、ここ10回ほどロックについて書いてる中で思ったりしてます。
別に子供でも大人でもどっちでもいいんですけど、激しいビートと強さと速さと重さと音のデカさって、「攻撃」「解放」「発散」「爆発」なんですよね。
たぶんそれって生れ落ちてから20年ぐらいまでに特に人間として基本的に起きている初期衝動なので、そこでロックと出会ってしまったらどうしてもそのベクトルとリンクしやすいし生涯カラダに残っていくんだろうと思います。
やっぱりなんにでも「周波数」ってありますから。
エネルギーとしては20代までの人間てものすごいものがあるわけです。
とにかく肉好きだし、へとへとになってもぐっすり寝たら翌朝治ってるし、筋肉痛は当日に出る。
あのアホみたいな力を出力する・・ってことはそれだけ暴力的なまでの火山活動が体内と精神に起きてるからなわけであって、やっぱりそういう様相にリンクするものとしてのロックミュージックという波長を青年期までに好きになるのは自然です。
そしてその記憶は若い時のものほど強烈です。
小・中・高で好きだった子のことは生涯忘れないもんですし(笑)
だから年齢行って「最近なんか俺しょぼくれてんなぁ・・」ってときに昔夢中になった曲聴くとマインドが一気に若返る。という効果がある。何度も経験済みですけど。
でも最近のワタシは昔あれだけ好きだったARBとかもうほとんど聴かないんですよね。
スマホでシャッフルしててARB出てきても飛ばしたりする。
まあ一応入れてはあるんですけど、冗談抜きで死ぬほど当時聴きまくってたものは、
「もうすでに十分経過し尽くしたものであり、現在の自分とは波長が合わなくなっている」
んだと思います。
ロックミュージック全体が・・・ではなくて、特に集中して入り込んだ対象については、ということなんですけど。
だから古いロックでも30代以降に聴き始めたやつなんかは今でもけっこう集中して聴きいったりするんですよね。
「自分的にはそこはまだ経過し尽くしてない」
ということなんでしょう、きっと。
分析的に書くとそんな感じになっちゃうんでクソツマンナイんですけど、ロックは「分析するもん」じゃなくて「カッコイイか、そうじゃないか。」なんで(笑)、
大人であろうが子供であろうが「純粋な【キッズの感覚】で触れる音楽」なんだろうなと。
改めて思いました。
そう、結局カッコ良ければいいんです。
ヘタクソでもみんなおんなじ曲に聞こえても。
<続く>
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