【ロックへの道(仮)㉞】~いろいろ衝撃だったシアターブルック~

ロックへの道(仮)

ども小池整体コイケタロウです。

 

95年、バイトしながら音楽やってた時期、帰宅してたまたまつけたラジオでJ-WAVEから流れてきた曲に全身の動きが止まって聴き入ったのが、シアターブルックという聞きなれない日本のバンドでした。

翌日即レコード屋に行って前日聴いた曲が入った5曲入りの彼らのメジャーデビュー・ミニアルバムを購入、そっから一体何年間聴き続けたのだろうか。

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(最初の30秒まではプロモです)

ガットギターのカッティングから始まって、一見通常のロックではない無国籍な感覚なんだけど、なんとも言えないファンクなうねりのグルーヴ、そして「あの太陽はありったけの愛でできてると思いませんか」というキラーフレーズのサビ。

一発で持ってかれました。

そのすぐ後にシングルが出ましたがこれも即購入、もうこれで大ファン確定(笑)

翌年バイトをやめて今の仕事の勉強し始めた年にセカンドが出たんですが、これはもう疑いもなく名盤です。

当時死ぬほど聴いたなぁ・・・

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・・・・・どうですか奥さん・・・・・

・・・カッコ良くないですか?(笑)

まあ楽曲もなんですが、フロントマンでありギタリストである佐藤タイジのめちゃくちゃ独特な風貌と彼本人がそのまま表現されているギター、大地と風と光と人間を感じさせる心に刺さる歌詞、それまであまり無かった、バンドにDJを起用したサウンド、これらが絶妙に混ざり合って、個人的には新しい日本語ロックバンドの形を感じさせられたんですよね。

ヨメも好きになってなんとファンクラブに入会してしまいましたが(笑)、おかげで何度か行ったライブのチケット的には恩恵を受けました。

そこから次のアルバムが出るまでに以下の2枚のシングルが出てどっちも買いましたが、相変わらずの刺さる歌詞・・・

 

「捨てちまえ理由を・捨てちまえよ苦笑いの日々なんか・ティッシュに丸めてポイだぜ」

「さあ今ここを旅立つのは勇気がいるぞ・ドアを開け空気をいっぱいに吸って・さあ今ここを旅立つため心を決めろ・ドアを開け一歩踏み出せ」

 

基本歌詞にそこまで思い入れがある聴き方はあまりしてこなかった方なんですが、タイジの歌詞はどうにもワタシの琴線に触れやすいのか何なのか?

ちなみに「まばたき」は自分の結婚パーティーの終宴のゲストのお見送りのときにずっと流してました(笑)

 

そして待望のサードアルバム。

これも相当イイです。

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これが出たころにはもう整体師見習いとして働いてました。

死ぬほど勉強してたなぁ・・・

 

そして次の次のアルバムがこれなんですが、ここでスンゴイ奇跡が起こります(笑)

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このアルバムが出た日がちょうど休日で、吉祥寺に買い物に出たついでにレコード屋でこのニューアルバムを買って、当時行きつけだった丸井側の井の頭公園に続く道の途中にある服屋にいつものように立ち寄ったんですが。

そこに。

佐藤タイジが。

いたんです。

もじゃもじゃ頭で(笑)

ワタシは超絶舞い上がってしまったんですが、ソッコーでお店の人にマジックをお借りしてタイジに近づき

「何時も聴いてます!サインいただけますか!」

と、買ったばかりのCDを差し出したんですが、まあそらフツー断らんわな(冗談ですが笑)

CD買ってくれたとはいえプライヴェートな状況にもかかわらず不躾なファンにいやな顔もせず

「ありがとう!!」

と快くサインしてくれました。

 

このアルバムの1曲目にも井の頭公園が出てくるんですが、彼はたぶんこの辺りに当時住んでたんでしょうね。

この曲も沁みます。

 

ただこの後、タイジが結婚したり離婚したりそれでソロで傷心(?)アルバム出したり活動2年休止したりレコード会社移籍したり、そのせいとは言わないけど初期のものすごい勢いは沈静化していったような印象でした。

以下のような心に残るいい曲は変わらず出していたんですけど、アルバムにおける「個人的グッとくる曲の存在率」はちょっと減少していったのかなー

この「旅人と踊り子」が入っている2010年に出た「Intention」で以後シアターブルックのアルバムを買うことはなくなりました。

今でもカッコイイし好きだし、なんですけど、ワタシもまた変化していったということなんでしょう。

そしてアマゾンのリンクへ行った方はお分かりだと思いますが、CDは廃盤ではないと思うんだけど、中古があるのみでしかも軒並み1円~数十円!!お買い得!!(泣き笑い)

まあちょっと悲しいような寂しいような感じですけど、考えてみれば10年~20年前のアルバムではあるので。

余談ですが、ずいぶん後になってベーシストの中条さんが、ワタシがジャズボーンズで参加させてもらったSwitch主催の「アドヴェンチャーズ・イン・ターントゥザポップ」というオムニバスアルバムに、数あるバンドの中で「KING BEES」のベーシストとして参加してたことが判明。

そういえば渋谷ラママでもタイ番したようなしてないような・・・

実は遠いつながりがあった・・・のかな?(笑)

まあとにかく。

シアターブルックはどこまで行ってもワタシの中で不滅のカッコイイロックバンドです。

<続く>

 

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