ども小池整体コイケタロウです。
当院にはワタシより年上の60、70、80歳代の方もよく見られますが、年代が上になっていくほど服用されてる薬の量は多くなってるように思います。
中には数年以上単位で同じ内容の薬をずっと飲み続けている方も少なくなくて、元々の症状はほぼ変化なし・・というパターンもよく見られる。
たまに「これはあなたの場合、一生飲み続けないといけない薬です」と言われた・・という話を聞くことがありますが、はたしてそんな薬ってホントにあるんだろうか?
もうね、そうなると「薬」ってなんだろな?と思うんですよね。
皆さんご存じかどうか、もともとは「毒」なんですよね。
で、それを分量を使い分けて組み合わせたりして適量を使うと、「一時的に」体のためになる「薬」としての機能を働かせる。
ただ当然それを長期間大量に摂り続ければ、もともとの「毒」としての性質が体に反応として出てくる。
というもんではないか?、と個人的には認識してました。
薬を5種類以上、中には毎日16種類も朝昼晩飲んでる(!)というような方も来られることがありますが、概してそういう方はこっちが何かやっても反応がとても鈍い。
だから施術しても症状があまり変わらないので、結局やはり薬の服用に戻っていく。
今までワタシも漠然としか薬の大量服用のデメリットや、各薬の副作用についてわかってなかったので、勉強のために本を2冊買って読んでみました。
で、これがね・・・読めば読むほど絶望しかないんです、ホントに。
高血圧の定義は上が、160>139>120>147と、ここ50年で何度も変わってる。
血糖値の推奨値は、5.8%未満(健康)(と規定して制限したが死亡率はトップ)>7%以上~8%未満を推奨(左記の結果を精査した結果)、とここ10年で変化。
コレステロール値が220mg/dl以上が高コレステロール血症・・という97年の基準発表から20年後、むしろ220~280mg/dlの人の方が健康で死亡率も低く病気も少ない・・と判明。
規定値を厳しくすればその分「患者」が増えるので薬でその数値目標を達成しようとするわけです。
降圧剤は結果的に脳梗塞を引き起こす恐れが強い。
血糖値を基準値にコントロールした患者は緩く管理した患者より死亡率が22%も上がった。
薬でコレステロール値を下げると逆に病気が増えやすくなる。。。。
上記の病気だけでなく、うつ病や骨粗しょう症などにも症状を改善するどころか逆の事象が起きるケースが後を絶たない。
ワタシもこんな仕事だから一般の人よりかはこういう情報に目を向けるし調べたりもしますが、さすがに専門分野ではないので本職のお医者さんからの情報提供でないと信頼できる文言にはたどり着けない。
そういう意味で今回買った2冊の本の内容はすべて医師の発言ですので信憑性が高いと思ってます。
またわかりやすくて読みやすいのでどちらもお勧めしたい。
ようは症状はずっと変わらないのになぜみなさん薬がやめられないのか?
というとそれはまずは「不安だから」ですよね。
やめてしまったら症状がどんどん悪化していくのではないか?取り返しがつかなくなるのではないか?
それは「知らないから」起こる恐怖感だと思うのです。
文中でも言ってますが、やめてみて症状が悪化するのであれば再度服用を再開すればいい。
何の変化も起きなければ飲む必要はない。
そしてすぐにやめてもなんら影響を及ぼさない薬も多々ある。
なかでもコレステロールと骨粗しょう症の薬は即時やめても何の問題もないそうです。
すべての薬が悪者だと言ってるわけでもそう思ってるわけでもありません。
使い方です。
ただの整体師が薬に対してこれを飲めとかこれはやめろとか言うことは法的にできません。
またいきなりそんなことを言われたとしても根拠も事実もあやふやなことであれば抵抗を感じるのは当たり前です。
ただし多剤投与で来た方についてワタシが触れたうえで日々感じてることと「こういう事実があるようです」という情報はお伝えすることはできます。
それを聴いたうえでどうするのかはご本人の判断になるので、それは尊重したいと思っています。
医療の本道ではない整体師がこういうたぐいのことを言うとたいていは
「西洋医学を否定する陰謀論好きな自然派のひとたち」
と思われがちなこともよく知っています。
ですがこの3年間でワタシが痛感したのは「なんでもかんでも言いなりになっていると心身を殺されかねない」ということです。
そして「昨日の常識は今日の非常識」になることなんて実はザラなのだということも。
何か違和感や疑問を感じたのならそれは当たっているのかもしれない。
基本的には「あれはヤバイ」「これは危険だ」という不安をあおる切り口で語るのは好きではありません。
この3年間行われていたことと方向性は一緒だと思うからです。
ただもしも現在の状態や状況に疑問や不満があるならよく調べてみてください。
ネットだけの情報は有象無象が入り乱れていることがとても多いですが、少しでもお金を出して得た情報は数倍も信ぴょう性が増してきます。
ただにはただである理由があるのです。
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