どもコイケタロウです。
書こうかどうしようか少し迷ったのですが、同じような方の参考にしてもらえればと思い書くことにしました。
20日の通勤時の走行中(ワタシは基本125ccのスクーターで通勤してます)、いきなり後ろからものすごい衝撃を受け、一瞬空が見えたと思ったら気が付いたら路上に転倒してました。
何が起きたのか全く分からず、ちょっとして「あ、これは事故ったな・・・」と思ったのですが状況がまるで分らない。
自分が起こしたのか?と一瞬思ったけど自分で急ブレーキもかけてないし、快適に走ってただけなのでそれは違うと。
後ろを見るとハザード着けた乗用車が止まっていたので「あ、突っ込まれたのか・・・」と。
とりあえず仕事がら自分の身体を確認、脚も手も動く、体を動かしても体幹にも特に激痛は走らず、首も頭も損傷無し、視界も聴覚もおかしくない、右腕と右足首に痛みは感じるものの立ち上がれた。
まだ若そうな当の男性ドライバーがやってきて青ざめた顔で「大丈夫ですか」と。
精神的にまだ混乱してるので黙ってたらもう一度「大丈夫ですか」と。
「・・・見りゃわかんだろ、「大丈夫」じゃねーわ・・・」(ココロの声 笑)
「まあ、一応立てるけど・・・あんた何してたの?」
「すいません、携帯でナビ見てて前見てませんでした・・・」
そっからドライバーが警察電話したのですぐ救急車に乗って近くの病院へ。
スクーターは近くの交番で預かってもらい診療終わったら来るようにと。
長そで着てグローブしてスニーカーだったけど路面とこすれて破れており、けがは右手首からひじまでの擦過傷と右くるぶしの擦過傷。
手当てを受けてレントゲン撮って骨折はないとのことで薬もらって支払いして(保険証ないので自費精算で3万弱)タクシーで交番へ。
おまわりさん曰く
「後ろのボックスがあったから車のボンネットに乗り上げないでひっくり返らなかったみたいだから、良かったんだと思うよ」
事故後見たら後ろにつけてあったボックスが外れて転がってたので、車体とボックスで衝撃吸収とストッパーになってくれたんだと思います。
こんな感じ↓
車体を見ると右のカウルとハンドルの端の削れとレバーの曲がりがひどかったのでここでもだいぶ体の右側を守ってくれたんだろうと思います。
まあでもエンジンかかって少しハンドル曲がってましたが動きそうなのでそのまま乗って警察に。
被害者でも一応調書を取らないといけないので。
出てきた担当のおまわりさんが「大変でしたね、体大丈夫ですか?」
「まあなんとか擦過傷だけみたいなので。痛いですけど(笑)」
ドライバーは当然先に調書を取られてたみたいですが、状況説明では同じことを言ってたようで証言に不一致はないですねと。
こういう状況になると自己保身に走って虚偽供述する輩がよくいますがそうではなかったようで。
その中で
「一応お聞きしますけど、この事故において小池さんもご自分でこれは悪かったかなと思うところは・・・ありますか?」
「・・・イヤー・・・無いですね・・・まったく・・・」
「ですよね!(無いですね、あたりでもう食い気味に (笑))この件に関しては100対0で向こうが悪いので。すいませんね、一応供述取らないといけないので」
「いえいえ・・・」
というおまわりさんの対応にはこの日初めて笑いが出ました(笑)
で、終了したのでそのまま自宅へ帰ることに。
昼前に事故が起きてここで夕方5時。
事故後すぐヨメと予約入ってた方に連絡はしてあったのでその辺は問題なし。
というなんともはや、な1日で・・・
まず身体に関して言うと、車に乗って事故に遭った方はまた別ですが、バイクの場合は特にむき出しでシートベルトがない状態なので、リスクは車より飛躍的に高くなります。
今回の私の場合走行速度は40kmほどだったと思いますが、向こうはノーブレーキで後ろから突っ込んできてますのでまあそういう衝撃。
場合によっては数メートル空を飛ぶことになります。
だからいくらクソ暑くても、半ヘルTシャツ短パンサンダルでバイク乗るのは
「ワタシ死んでもカタワになっても構いませ~ん!!」
と高らかに叫びながら走ってるのと同じ。
ワタシも今回Gジャンとブーツ着用してたら怪我はもう少し軽く済んだかもしれないですが、当然それでも万全ではありません。
上記のスタイルで乗ってた場合、衝撃の度合いにもよりますが、路面に投げ出されるだけでなく滑走することがほとんどなので、アスファルトで身体を削ることになります。
女性の場合は顔や体に一生消えない傷を負うことになるような悲劇を避けるためにも品質保証されたヘルメットとそれなりの装備をして乗るかタンデムするべきです。
仮にそうしていたとしても衝撃で頭部を叩きつけられた瞬間気を失って首をひねってあの世に行くこともあるのです。
事故を起こした場合はすぐ警察を呼ぶこと(通常は加害者ですが逃げられた場合などは自力もしくは周囲の人に頼んで)。
そして被害者の保護と2次災害を防ぐ行動をすること。
車両を道路の端に移動して被害者を安全な場所に移動させる。
保険会社(任意保険)にもすぐ連絡する。
保険は今回の私の場合過失責任はゼロなので、ワタシが契約している保険屋に特に連絡する必要はないのですが、それでも一応報告はしておいた方がいい。
なぜならいろいろと相談に乗ってもらうことで以後の相手の出方に対して対処できる知恵が得られるからです。
自賠責保険は全車両入る義務がありますが、補償は対人のみで加害者・被害者どちらからも請求できます。
(対物に関しては自賠責は出ないので任意保険にも入っておくのは必須です。)
ですが加害者の自賠責を使うのが筋ですので、被害者は加害者が自賠責に入ってないなどの特別なことがない限り使用しなくても良いと思います。
被害者は事故において破損したものに関しては軽微なもの過ぎて請求をためらってしまうようなものでもすべて請求すること。
通常生活復帰までにかかった経費や休業補償、交通費などはすべて記録を取っておくこと。
相手の保険屋が連絡か封書などでコンタクトしてくるまでにある程度整理しておくことを勧めます。
今の保険屋は昔と違って相当審査に厳しくなってますから、歩行者や自転車が相手でも、明らかに非が歩行者(赤信号でスマホ見ながら歩いてきたとか)などにある場合相応分の金額しか出しません。
事故補償における「歩行者天国」の時代はもう終わってると思った方がいいです。
とにかくですね、事故なんて誰でも嫌なんですけど、何が一番嫌かってとにかく
めんどくさい
んですよ(笑)
体が重症ならそれは当然たまらないことだし、軽症でもこういう補償にかかわる経緯と手続きですごく時間を取られる。
場合によっては向こうが開き直って「アンタが悪い」とか「保険入ってないから払えない」とか基地外(当て字)みたいなこと言ってきた場合はそっからまたバトルしなきゃならない。
加害者の場合は、被害者の容体が急変して死んだりしないかとか補償額がどれぐらいなのかとか会社や家族に肩身が狭いとかいろんなストレスが出てくる
だから事故起こした場合はとにかく正直に迅速に。
ウソ言っても結局それが覆されたとき(警察なめないように。いまどき町にも監視カメラ沢山ありますから)罪が重くなるし、相手はもう絶対に許さないという気持ちにもなる。
だから加害者は被害者に1日ほどたったらまずはすぐに謝罪の連絡を入れるべきでもある。
そうすれば少しは心象も良くなる。
けど、今これを書いてる金曜日現在、保険屋からも当事者からも何の連絡もありませんが・・・(笑)
幸い今日から仕事してるので怪我が治ればだいたい元通りなんですが、お風呂につかれないのがため息ものですね。早くサウナ行きたい・・・(笑)
みなさん、ホントに気を付けて。
まあ気を付けてたってワタシみたいに後ろからやられたらどうにもできないんですけど・・・
で、やっちまったら正直に素早く動いてキッチリ責任を果たしましょう。
まあまた後日体の変化などあれば書きますので。
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