ども小池整体コイケタロウです。
レゲエ4連発で疲れたところでしばらく休もうかと思いましたが、書き癖をつける意味でもKHJS<カッコええ邦楽女性シンガー>(この造語ははっきり言って何の意味もないっす(笑))に言及してみようかなと思いなおしました。
物心ついたころにはじめて引き込まれた邦楽女性歌手はちあきなおみなんですが、そのときは歌唱力、というよりただ大人の女性の色香に惹かれていただけなのかもしれない(笑)
のちに実は彼女がものすごいシンガーだということを知るわけですが、そういう日本でも個人的にすごいと感じさせてくれる歌手について何人か書きたいかなと。
エゴラッピンを初めて聴いたのは定かではないのですが、デビュー曲をラジオで知ったか、もしかするとドラマの「私立探偵 濱マイク」を見た時かもしれない。
主題歌がエゴラッピンの「くちばしにチェリー」だったのですがドラマもそうだけど曲が異常にカッコよかったのでしばらくしてアルバムをソッコーで買った覚えが。
デビュー曲は前後するので定かではないですが、聴いたときに何とも言えない懐かしさとお馴染み感と新しさとを同時に感じる複雑な印象を持ったのを覚えています。
これも即アルバム買ったのかな。
こんな風に感覚を分解してもライターでもないし意味はないんでアレですが、結局一言で表せば
「カッコええ!」
でした。
歌ってうまい人はいくらでもいるけど、「持ってる」人ってそんなに多くはないと思っていて。
まあ「持ってる」というか何かが「載ってる」というか。
そういう人は大概ほっといても世に出てきますよね。
中納良恵はそういうシンガーの一人だと思います。
なんかMVを見てもわかる通り、昭和のカッコよさ満載かつ声質的に戦後の歌姫の笠置シヅ子をほうふつとさせる感覚だったのですが、ご本人役で後に朝ドラに出てたりもしたんで「ああ、やっぱり」というか、そこら辺にもルーツを持ってたんだよねと思ったり。
昭和歌謡というか、「ブルース」とついてるのが青江三奈だったり淡谷のり子だったり感をワタシらの年代は想起させられてしまう部分もあるというか。
だからなにかしら脳内に残っている記憶の断片を撫でられるような親近感がわくのもあるかもしれません。
そういう感じは「くちばしにチェリー」でも同様に出てますね。
これは一瞬スカっぽい感じかと思われつつ速いシャッフルのビートで最後まで疾走する名曲です。
「リバースエッジ 大川端探偵社」という奇しくもまたもや探偵ドラマの主題歌になったこの曲もエライカッコいいですが、このMVを見たとき
「あ やったな 」
と思いました。
まあそらそうだよね、当然影響受けてるよね、と思いましたが、偉大なるトムウェイツ先生の映画「BIG TIME」のセンスというか世界観のすごさを改めて再確認。
ボーカルマイクスタンドに工事現場の電球らしきものをぶら下げるやつですが、彼女は女性だからか赤にしてるのか?(笑)
出典はこちら。
まあでもこの人たちは基本「夜」ですよね。
車で夜に高速乗ってるときにかけると結構合うんではないかと(笑)
1枚づつ掘りたいなら買っていってもいいと思いますが、上記3曲はベストに入ってるのでこれでも。
<つづく>
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