ども小池整体コイケタロウです。
ワタシが生まれたあたりから活動してるこの人ですが、一般的には「生粋のポップ職人」「メロディメイカー」「一人ビートルズ」なんて言われておりますね。
長いこと72年に出たアルバムの中のこの曲だけしか知らなかったのですが、なんだかんだで結構な美メロ好きなワタシとしてはめちゃめちゃ好みの曲風で、アルバムを聴いてみようと思ってる間にいろんなところへ浮気を繰り返してた挙句、ちゃんと聴いたのはずいぶん後になってからでした。
「I Saw The Light」とともに有名なのがこの「Hello It’s Me」ですが、ワタシとしてはこのあとの「You Let Me Sore」の方が好き。
というわけでトッド・ラングレンの回は終了~(笑)
というぐらい秀逸なメロディーの曲が3つ並びましたが、これらが全部入ってるのが怒涛の25曲入りサードアルバム「Something/Anything ?」。
ジャケットデザインもきれいで好み。
ていうかほかの曲も佳曲が多くてこのボリュームで・・・もうこれだけ聴けばいいんじゃね?(笑)
というぐらいこのアルバムはトッドラングレンの代表作でもあるわけですが、実は私が彼を知ったのはXTCの「Sky Larking」のプロデュースをしたことから。
当時86年なんで20歳でしたが、それまでのXTCと違うメロディックで抒情的なアルバムが新たな彼らの面を発見したようでより好きになった記憶があるんですが、XTCとしてはキャリアで多分一番評価されたアルバムになったんですよね。一番売れたのは確か次回作の「Oranges & Lemons」だけど。
そのプロデューサーがトッドラングレンなんですが、この人レニークラヴィッツみたいに多くの楽器を一人でやるんで、こういう人はやっぱり音楽職人の才能にあふれた人なんでしょう。
でもこの「Sky Larking」ではXTCのリーダーのアンディーパートリッジがラングレンの方針が気に入らなくてかなり衝突したらしく、メンバーもそんな状況に嫌気がさしてレコーディング途中で帰ったり(!)して結局ミックスダウンはラングレン一人でやったとか・・・(笑)
XTCはアンディーのうつ病でライブができなくなったりこのアルバムが出来る顛末を見ると、多分にアーティスト気質が邪魔をして大きな成功には結び付かなかったバンドであるともいえると思います。
個人的にすごい好きなバンドなんだけど。
話をトッドラングレンに戻すと、ほかのアルバムは2枚しか聴いてません。
が、それもこの人の資質を感じるには十分な内容で、ほかのは個人的には今後気が向いたら買ってみるかなというぐらいこの3枚で満足が行ってしまっている。
なので掘りたい人は行ってみるといいと思います。
で、やっぱりポップ職人はポップ職人と仲良くなるのか、ホール&オーツのダリルホールと彼の家で一緒にセッションやってる動画がなかなかいい。
ホール&オーツも今度書こうと思います。
残念ながら動画はここには貼れないみたいなのでこれで検索すれば見れます。
「“I Saw the Light”- Todd Rundgren, Daryl Hall」
調べててびっくりしたのは、エアロスミスのスティーブンタイラーと結婚した奥さんとラングレンは昔付き合ってたらしいのですが、その奥さんがスティーブンタイラーがドラッグ漬けになってしまって愛想つかして娘と家を出てラングレンの元に転がり込んだとき、ラングレンはその娘を自分の娘として最後まで育てたんだとか・・・
ま、女優のリブ・タイラーですね。
どんだけええ人やねんトッドラングレン・・・(笑)
<続く>
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