なんだかんだで妄想が一番楽しいかもしれない(もうホント内容的にわかる人だけ)

MUSIC

ども小池整体コイケタロウです。

 

先日、所持しているヴィンテージのベースを売ることにした記事を書きましたが、

「彼女との別れを決意するの巻(内容的にわかる人だけ)」

まだ当の機体はメンテ中で委託販売先の店頭にも並んでいないのに買い替え候補をいろいろ妄想する日々。

の記事なのでわからなくてムカつく方は途中で読むのをやめてください(笑)

 

 

30年間パッシブのジャズベースしか使ってなかったので、最初はそこから抜けきらない感覚でFENDERのアクティブ(電池で出力を上げて押し出しの強い音にできる最近の音楽にはよく使われるモデル)とパッシブ(昔ながらのコード差し込めば音が出て出力は弱めなのだがバンドサウンドにはなじみやすい)が切り替えできる最上級モデルであるアメリカンエリートという機体(ジャズベース)を検討。

 

久々にプレシジョンも弾いてみたいとも思ったので安めのFENDERの最近のやつを2号機候補に。

 

でいろいろ調べているうちにG&LのLー2000がアクティブ×パッシブ切り替えができる上にこれ1台でジャズベースとプレシジョンとミュージックマンのスティングレイ「らしき音」が切り替えできる(!)ということでかなり興味をそそられる。

 

デジマートで見てみたらなんか中古で5、6万のスゲー安い機体があるのでこんなもんで買えるのか!と思ったらUSAと日本製とインドネシア産があって、安いのはインドネシアだということが判明して納得。

当たり前だが本家のUSAはそれなりにお高い・・・が中古だと10万ぐらいでありそう。

最近はこういったエントリーモデルはアジア産(作りがちょっと雑)というパターンがホントに多い。

いまさらFENDERのヴィンテージに戻るつもりもないけど基本FENDER育ちなので、どうしてもその流れをたどる傾向にあり。

と、妄想は膨らんでいたのだが、

 

「実機を見て弾いてみないと妄想だけでは何もわからん!」

 

ということで仕事の合間にホントに何十年ぶりだかで正規楽器店行ってきました(ロックイン新宿)。

昔はバンドの練習で山野楽器のスタジオの入ってたりしたので楽器屋は遊び場みたいな感覚だったけど、こうも久々だとミョーに緊張するというか(笑)

後で気づいたんだけど1階に最近の楽器が置いてあったにもかかわらず案内板を見てベースと書いてあったので3階に上がってみたらヴィンテージ系とハイエンド系(でも・・・お高いんでしょう?系)ばかり。

まあでも結果的にはここでよかった的な流れになるんですが、少し年配の一人の店員さんがやってきたので声をかけてこっちの事情(ヴィンテージ売りーの、2号機まで考えーの)を説明してみる。

 

 

FENDERの最近のアクティブ×パッシブ切り替え機ってぶっちゃけどうですか?

と聞いてみたら、正直売ってる人間が言うのもなんですが、その二つは切り離して考えた方がベターですとの答え。

突き詰めると1台でオールマイティ!というのは実際難しいということらしく。

2号機まで・・・という考えだったらちゃんとしたパッシブの1号機と切り替えアクティブの2号機、というのがいいかもしれないと。

ということでFENDERのプレシジョンのヴィンテージ「シリーズ」という最近の制作のやつだけど当時の機体をとことん再現したという1本を弾かせてもらう。

 

ほんでまあこれが

 

アホみたいにいい音するわけです・・・(笑)

 

プレシジョンのちゃんとしたのって相当弾いてなかったのでいざ弾いてみるとむちゃくちゃパンチの効いた太い深い音がする。

ジャズベースみたいにピックアップが二つあっていろいろ組み合わせで多彩な音が作れる器用な感じと違って、「悪いけど俺はこの音しか出ないんでシクヨロ」って感じのまさに「漢(オトコ)」な味わいに、おじさんはいたく感激したわけであります。

 

 

続いてG&LのL-2000の中古があったので弾かせてもらったが、この楽器はすごい。

ビックリした。

めっちゃいろいろ考えて工夫されとる。

ピックアップのパワーがハンパないので、ベース(低音)とトレブル(高音)のつまみは「上げる用」にではなくて「カットしていく用」として機能。

これは通常の仕様とは逆の考え方ですね。

二つあるピックアップの組み合わせでフロントだけ(プレシジョン)リアだけ(スティングレイ)どっちも(ジャズベース)とセレクトするとホントにかなり近い「っぽい!」音がする。

それでいてアクティブパッシブ切り替えしてもそんなに大きくは変わらない。

いやらしく電気で増幅しマスタ!みたいなアクティブの音ではない自然な出音になってるところが結構気に入りました。

もうさすがこれら全部のベース開発したレオ・フェンダーさんはホンマにゴイスーです。

レオさんいなかったら世界の音楽はここまで絶対多様になってないですから。

 

 

ナイスなアドバイスをしていただいて店員の方に感謝しながら店を後にし、しばらくもう脳内はパッシブのプレシジョン1号機とL-2000の2号機で埋め尽くされてたわけですが、本日ふと思いついて

 

「そういえばヤマハのBB2000(80年代の型番)って名器って言われてて音も結構いい印象あるけどあれはどんな機体なのかな・・・」

 

調べたらBBの最上級モデル(BBP34)はパッシブなのね!(驚き)

(が、2000かこの前の2024のほうがカッコいい・・・)

その下位のモデルが切り替え機。

フェンダーの国産品モデルは造りはとてもしっかりしてて品質はとてもいいんだけど、USAの「あの感じ」の音はどうも出ない・・・というのが言われてますが、ヤマハのオリジナル開発したBBシリーズは独自の機能が満載でホントにとても考えられて造られてて相当興味深い。

今度楽器屋にまた行ったらBB試奏してみたいなと。

そして妄想は続く・・・

元のやつまだ売れてないのに・・・(笑)

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