どもコイケタロウです。
ストーンズは好きだったし日本公演は行ったことないけど映像もよく見たことあるので、まあ普通に一般的な認識ではいたんですけど、こないだBSで「シャイン・ア・ライト」という2008年のストーンズの映画がやるというのでなにげなく録画しといたわけです。
マーティン・スコセッシ監督で撮ったドキュメンタリーのようだったんですが、内容は全く知らず。
まあとりあえず見始めた。
撮る場所はスコセッシが決めたらしいですが2006年ビーコンシアターという場所での慈善コンサートの模様を映画にしたもの。
なのでメンバー64歳、ほぼ現在の矢沢永吉の年齢(笑)
3000人ぐらいしか入らないストーンズにしたらめちゃくちゃ小さいハコだったからかそれゆえなのか、スコセッシの考えに考え抜いたクレーンも使ったカメラ配置とかにミックジャガーが、客の安全が気になるとかブーブー言ってたらしく、とにかくセットリストを早くよこせ!というスコセッシに対して嫌がらせのように1時間前にようやく出したとかライブ寸前だったとか・・・
でまあ、この曲からこんな風にスタートするわけなんですがミックジャガーが
・・・・・・まあおよそ・・・・・・
64のおっさんの動きとカラダではない(笑)
現在1音下げて当時の歌を歌ってるユーミンなんかと違ってぜんぜん声出てる(笑)
そしてキースのオープンチューニングならではのふざけ倒した弾き方(笑)
カッコええ。
そしてこの曲はアガる。
今まで何百回聴いたかわからんけどやっぱりアガる。
この曲のリフは実はビルワイマンが作ったらしいですが、なぜかキースとミックの作詞作曲になっており、ビルは不満たらたらだったとか。
でも他の曲も映画の中でずっと聞いてみると改めてメロディメーカーというかキャッチーというか愛され売れる要素を持つ楽曲をずっと作ってるバンドだってことがよく分かります。
ほんで最後の最後、ラストのあたりでこれなんですが
・・・・・このおっさんたちなんも変わらねぇ・・・・・
つかもう20曲近くやってるのに動き止まってねぇ・・・特にミック(笑)
この曲はワタシが小5の時に偶然ラジオで聞いていきなり鳥肌が立ったのを今でも覚えてます。
しかし、キース、ギター、ヘタです(爆)
でも実はそれはどうでもいいことで。
映画の中でこの件でロンウッドとともにインタビューされてる場面があって、
「ロン、あなたとキースとどっちがギターが上手いと思いますか?」
「そりゃー俺だよ!(笑)」
「キース、ロンは自分の方があなたよりギターが上手いと言ってますがどうですか?」
「あいつはそう言うと思った(笑)だが競うつもりは別にないし二人ともヘタだが、二人揃ったら最強なんだ」
・・・・このキースの返答について反論があるやつは多分地球上に2人ぐらいかなと思いますがどうなのそこんとこ。
そしてタバコ吸いながらギター弾くのを許された数少ないギタリストの一人だなと。
カッコつけて中途半端にまねするとただのイタい奴になってしまうわけです普通は(笑)
まあいろんなことを思いながら、普通ライブ番組の録画とかは途中まで見てしばらくしたらまた見て・・みたいな感じになるのが普通なんですがこれは一気に見てしまった。
狭い会場のダイナミック感とカメラワークによるところもあったんでしょうがとてもよかった。
そしてこの人たちはたぶん10代のころから頭の構造がほとんど変わってない。
この映像が10年前だけど、現在はどうなのよ?というわけでYouTube探したんですが去年あたりのとか見ても
・・・ほとんど変わらず(笑)
いったいどこ行くんだこの人らは。
どこまでも、なんでしょうね。
こんだけ動いてればハラが出る暇もないとは思うし当然トレーニングはしてるわけですが、ちょっとアホの子みたいに「俺もがんばればこんな感じになれるのかも(体つきだけでも)」なんて思ってしまうぐらいいまだに憧れを抱かせるスゲーバンドです。
改めて。
ということを言いたいだけのために今回は書きました(笑)
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