【ロックへの道(仮)⑤】~ポリスはとりあえず5枚全部聴け、の巻~

ロックへの道(仮)

ども小池整体コイケタロウです。

 

The POLICE

というバンドはあんまり知らない人いないんじゃないかとは思うんですけど、一言だけ言うならあなたががもし

「見つめていたい」

だけしかよく知らないなら、スタジオアルバム全5枚を損はしないから聴いてみて、というか聴け、というか(笑)

上から目線で評論家みたいな物言いをしたいわけでは全くないんですけど、表面の目立ったフェイマスなとこしかイメージとして持ってないのなら、思ってたよりも彼らの楽曲の深さと広がりを味わえるチャンスなんじゃないのかな、というおすすめです。

ポリスのこの最初期の2曲はバンド始めた時の最初の最初にコピーしたんですけど、確かにラインは簡単なんだけどなぞるように同じに弾いてもぜんぜんおんなじふうにならなかった。

スティングのベースのシンプルなフレーズは実はすんごいグルーヴィーで、だからベース初心者にはもってこいの課題曲だったように思います。

まあもうこの人たちは見た目によらず実は全員ミュージックマスター(ジャズをしっかり通ってきてる)なので、このルックスと楽曲で売れないわけはないよね、という。

バンドって売れる要素を何個持ってるか?(売れてなくてもいいバンドはたくさんある)だと思うんですけど、この人たちは持ちすぎ。

バンド名が世界中誰でも知ってる名詞でトリオでキャラが全員立っててテクニシャンでルックス良くて楽曲がよくてスティングの声(完璧に4個目の楽器)が魅力的で少しコミカルで、もう愛され要素満載です(笑)

プラス、スタジアムレベルで映える曲を持ってるのも決定打なんでしょうね。

クイーンとかもそうだけど、大きいハコで観衆が盛り上がる曲ってバンドが成長するからそう聞こえてくるのか、もともとそういう楽曲を作ろうとして作ってるのか?

自分にとってはパート違いでも今でも好きなドラマーの上位に入るのが、唯一無二のドラムを叩くステュワート・コーポランドだったりもするのもすごいことだなと。

またもうひとつ、時代のトレンドをその時その時で取り入れつつも、ポリスは最後まであくまでも「ロックバンド」だったこと。

これはね、ジョージャクソンと違うとこですね・・・(笑)

聴き手が迷わないよね。みんなが「聴きたい!」と思うものを少しづつ変化・進化しながら常に出し続ける。

でもそれはもしかしたら5枚が限度だったのかもしれない。

だからスティングがソロになったときに、「ああ、こういうのがホントにやりたかったやつなんだな」となんとなく思った記憶がある。

最「凶」にうがった見方をすれば、スティングはもしかすると実はソロへ続く道を見据えたうえでポリスをやったんじゃないか?と思ったこともあります。

それはそうだとしても別にひどいことでもなんでもなくて、もし戦略として考えていたのならすごいことだと思うし実際それを実現させ切ったのもすごいこと。リスペクトしかありません。

2008年の再結成東京ドーム公演に行けたのは幸せな瞬間でした。

 

 

まああんまり説明が要らないバンドなので・・・とりあえずやる気がある方は上から順にいっちゃってみちゃってください。

<続く>

Outlandos D’Amour

Reggatta De Blanc

Zenyatta Mondatta

Ghost in the Machine

Synchronicity

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