症状解説
小池整体・症状解説/カテゴリー:その他
項目 | ブロック注射について | 湿布について | 筋肉痛と乳酸 | 線維筋痛症 |
●ブロック注射について
効かないと効いた、とか、
副作用があるんじゃないか、とか、
癖になるんじゃないか、とか・・・という問いもたまにあります。
正直、効きます。痛み減ります。何せ麻酔ですから(笑)。
副作用、ほぼ無いと思います。
癖になりません。麻酔であって、麻薬ではないので(笑)。
ただし!どの世界でも言えることですが、
熟練したペインクリニックの先生が、
患者さんの体の状況に応じて、
注射する部位と
麻酔の種類と量をキチッと適宜決められれば、
という前提ありきです。これはもう、鍼灸あマ指においてもまったく同じですね。
「でも、その場しのぎで、治らないんでしょう…?」
という問いもありますが…、
そもそも「取り敢えずこの耐え難い痛みを除く!」というのが神経ブロック注射の主目的なので…( ̄_ ̄ i)
何より痛みは不安感を煽りますし、長く続くと精神的に参っちゃうので、選択肢の一つとして、私はアリかなと思っています。
「ブロック注射したら治った!以降ぜんぜん痛みが出なくなった!」という話も何度か聞いたことがあります。
・阻害された神経への血流が、注射した筋弛緩剤をきっかけに改善されるんじゃないか、とか。
・交感神経をブロックすれば、筋緊張は緩和されて発痛物質は減るんじゃないか、とか。
・という事が起これば、良い「治癒」への循環が始まるんじゃないか、とか。
という上記の理屈は、私の推測ですがσ(^_^;)
ひどい手の痺れと痛みの患者さんにブロック注射したら、何だか良いところに当たっちゃって(笑)、痛みどころか肩こりや首の痛みまで治っちゃった事をきっかけに、鍼灸の勉強を始めた、という整形外科の先生も世の中にいます。
ブロック注射をきっかけに治癒への循環が始まるってことも、たまにあるんじゃないかな、と思います。
これを狙って出来るクリニックの先生なら、鍼灸に転向しても良い先生になれるんでしょうね(*^o^*)
私も徒手療法家の矜持がありますので(笑)全面的に奨励はしませんが、ブロック注射も「場合によってはまあ、アリかもな。」というスタンスでございます:*