【ロックへの道(仮)㉑】~ソウルスタンダード、マーヴィン・ゲイ~

ロックへの道(仮)
LOS ANGELES - 1973: Soul singer and songwriter Marvin Gaye at Golden West Studios in 1973 in Los Angeles, California. (Photo by Jim Britt/Michael Ochs Archive/Getty Images)

ども小池整体コイケタロウです。

 

ロックへの道と言ってますがバンドやってたこともあって、音楽性の変遷とともにいろんな音楽を見聞きする中でソウルミュージック(まあ今はR&Bという言い方)というのは自分の中で一つの大きな柱でもありました。

バキバキのビートロック上がりでベースはすべてピックでガリガリ弾いてたワタシが、指でも弾くようになったのはこの辺の音楽をやるようになってからでした。

色々ある中で一番最初に聴いたのがたぶんマーヴィン・ゲイ。

いわゆる「モータウンサウンド」って実は私そんなに好きではないんですが、この人の音楽はそれをはじめとして展開した音楽としてはちょっと違うというか。

いわゆるソウルの代表選手としてはサム・クック、オーティス・レディングなんかがスタートアップで、カーティス・メイフィールド、ダニー・ハザウェイ、スティービー・ワンダー、ギル・スコット・ヘロンも出所ちょっと違うけどそうなのか(笑)、まあ自分が通って来た人たち的にはこんな感じなんですが、まあマーヴィンはのちに彼らに影響与えてるので中心的かつ始祖的な人物だった気が勝手にしてます。

楽曲的には70年代入ったころからの楽曲が好きなんですけど、自分の中では好きな曲は固定化してます。

・What’s Goin On

・Mercy Mercy Me

・Inner City Blues

・Let’s Get it On

・You Are Everything

・I Want You

・Anger

・Distant Lover

・Comfort

・Don’t You Wanna Come

・I Wanna Be Where You Are

・・・というようなだいたいのラインナップですが、まあ見事に70年以降オンリー・・・(笑)

しかし映像見ると思うけど、もう日本で言えば大御所感的には北島三郎なイメージなんだろなアメリカでは・・・

「What’s Goin On」  とか「Mercy Mercy Me」が一般的には代表曲かもしれませんが、ワタシ個人的なナンバーワンは 「I Want You」 でしょうか。

・・・まあ、なんつーか、どう言ったらいいのか、とりあえず・・・エロいです。

数回聴くとその日脳内でずっとオートでかかり続けるぐらいエロイ(笑)

5つぐらいの循環コードでできてる曲なんですが、この曲だけでなくてマーヴィンゲイの自分のフェイバリットにほぼ共通するこのエロさはいったいなんなのかどこがなのか?

もしかして存外マーヴィンじゃなくて好きで聴いてる俺がエロイのか?(笑)

カーティスとかダニーはね、なんかエロイとかじゃないんですよ(どんだけ(エロイ)と言うのか)。

でもこの曲は、というかこの人はそうなんですよねー・・・

「I Want You」はよく聴くとマーヴィンだけで4声ぐらい重ねてるしストリングスやらホーンやらもしかしてハープも入ってる?相当多岐にわたる楽器が入ってるんですけど、驚異的にバランスしててなおかつそれぞれのフレーズが記憶に残るぐらい印象的です。

当時のレコーディングされたソウルの曲って現代のどちらかというと出力の強い硬くてきつめの音ではなくて、柔らかい広がりのある音なんですけどそこにこの曲の匠(たくみ)加減(作成者のレオンウェアの仕業なのか)がのっかると、ホントに持ってかれますね。

マーヴィンゲイってそういう意味ではのちのR&B代表曲のアイズレーブラザースのこの曲とかのエロさにつながっていく気がするんですよね。

超個人的には以下の3枚をベストでなくてそれぞれ聴いてみるといいんじゃないかと思います。

持ってて損はないと思うし、ソウルど定番でもあるし、ここから広がって行ってほかのソウルミュージックと比較しても楽しいはずです。

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そして今回はあえてほかの曲を紹介しない(笑)

興味が出た方は聴いてみて・・という感じです。

そして多大な影響を受けたであろうこの人のバージョンも秀逸です。

<続く>

 

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