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症状解説/目・鼻・口・耳:扁桃腺について

症状解説

小池整体・症状解説/目・鼻・口・耳

項目目の疲れ・眼精疲労扁桃腺について

●扁桃腺について

今回は、誰でも一度は耳にしたことがある

「扁桃腺」にまつわる話。

だいたいの場所は皆さんご存知かと思います。「ノドの辺り」です。

働きは、

体の第一防衛ラインです。「免疫臓器」と言ってもいいでしょう。

我々は呼吸と同時に、常に外からのウィルスや細菌刺激を体内に取りこんでいます。それらに対してパパッと免疫応答する臓器です。

常に外部刺激に晒されて闘ってますから、正常に機能していれば常に慢性的に炎症を持っている(または持ちやすい)という、ある種「矛盾を抱えた」臓器です。

とは言え、小さな炎症なら別段何も感じません。うまくバランスされた状態です。

発熱もせずノドも痛くなく普通に生活を送れているのは、からだが絶妙なバランスを保っているからです。

では、バランスが崩れる時とは、どんな時か。

・侵入してきた細菌やウィルスが強い・多い
・弱い細菌やウィルスに抗しきれないくらい体が弱っている時

ということです。

ストレス過多、過労、加齢、外傷、寒冷、偏食、慢性的な睡眠不足、暴飲暴食、アレルギー、環境の変化 など、要因はさまざま。結果、体力が落ちて免疫力が低下します。

そうなると炎症が抑えきれなくなり、扁桃腺は大きく腫れ、痛みが発生します。
細菌毒素やウィルスを殺すため、体全体の発熱も起きます。

長引くと、慢性扁桃炎から二次感染症として、弱い臓器に病的症状や疾患が起こってきます。

運動器疾患(リウマチ性関節炎、アキレス腱炎、筋炎など)
消化器疾患(胃腸炎、胃潰瘍、胆のう炎、胆石、肝炎、虫垂炎など)
循環器疾患(心臓疾患)
泌尿器疾患(腎炎、腎う腎炎など)
皮膚疾患(膠原病、蕁麻疹、湿疹、乾癬など)

などなど、炎症性の疾患全般が起こり易くなる、という先生もいらっしゃいます。

風邪は万病の元

とは、よく言ったものです。

扁桃腺が腫れているのは、『おーい、疲れてますよー。』という体からのサイン。

いち早く『生活の質』を見直す機会と捉えましょう。

そろそろ朝晩が涼しくなり、風邪をひきやすい時期です。加えて夏の間に蓄積した疲れも出てくる頃でしょう。

扁桃腺が腫れてノドがヒリッと来たら、迷わず体を休ませまてくださいませ。

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