症状解説
小池整体・症状解説/カテゴリー:首・肩・頭
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●五十肩
とてもポピュラーな名前ですが、これは正式な病気の名前ではなく、肩の状態を表す俗称です。五十肩にはいろんな要因があるのですが、始まりは一個の筋肉をきっかけに起こるケースが多いようです。
どんな症状なの?
・ケガが原因ではなく、
・肩を動かすときに痛みを伴い、(※例外あり)
・肩の動く範囲が狭くなる
という、状態を指すものです。
【経過】
前半と後半に分けられ、
・前半は痛み(特に動かした時の痛み)が強く、
・後半は痛みが引き、同時に関節周りが固まり、動く範囲が狭くなる。
という経過をたどります。
どんな人がなりやすい?
名前のとおり50歳代がもっとも多いのですが、30~80歳と幅広いです。20代もゼロではありません。
男女差もそれほど感じられませんが、五十肩の中でも石灰沈着性腱板炎に関しては、女性のほうが多いようです。閉経後のホルモンバランスの崩れが関係しているという説があります。
生活習慣からみると、運動習慣が無く、パソコンでのデスクワークなど、同じ姿勢で長時間過ごすような方に多く見受けられます。
筋肉は使わずにいると簡単に縮んで固くなる、という特性があるからだと思われます。
原因部位はさまざま
さまざまな病名を含めた総称が五十肩なので、「五十肩症候群」と呼ばれたりします。