症状解説
小池整体・症状解説/カテゴリー:脚・ひざ・足
項目 | 膝の痛み・水がたまる | ランナーの足のトラブル | 足の攣れ(つれ) |
●ランナーの足のトラブル
ここ数年で、ランニングやジョギングを行う方が急増しました。
週2回以上走る習慣のある人は、400万人近くいるとの調査結果があります。(笹川スポーツ財団調べ)
競技人口が多くなれば、トラブルを抱える人もそれだけ多くなります。
ジョギング、ランニングによって膝や股関節を痛めた人を実際診ていくうちに、ひとつの特徴が見えてきました。まあ、施術家さんなら当たり前に、誰でも気付く事なんですけど(;^_^A
故障を抱える皆さんは
足の指がとても硬い。
というか、足先に力みがある
という傾向があります。
やってみると分かるんですが、足の指に力をきゅっと入れて歩くと、膝関節や股関節周囲まで余計な力が入ってしまい、のびやかに動かなくなります。大股で颯爽と歩けなくなるんですね。
足先を固めた状態で体を使い続けると、体全体の連動が自然な動きではなく、「力頼り」になってしまうようです。
逆に足の指の力をふっと抜いて、足の甲まで柔軟に、地面に追従させるように歩くと、歩き方がとてものびやかになります。
(呼吸まで変わります)
これ、歩きながらぜひ試してみてください(^^)
力みや硬さが取れない、抜けないという方は、
・青竹踏みをする
・野球の硬式ボールを踏む(ゴルフボールでも可)
などして、足の裏を柔らかくして力みをとってみましょう。
ただこれは、「健康のため」 とか、「楽しく走りたいから」 という理由で走りを楽しんでいる方たちには良いかもですが、フルマラソンや記録を狙うといった、ハードな走りの場合は、また違ってくるかも知れませんね。
「競技走り」に適した足指の使い方は、もう少し検証してみます。
趣味の域から一歩踏み出し、競技をしたくなるのはよくあることだし、マラソンは比較的入門しやすい競技でもあります。それだけに、
・記録を意識し過ぎて無理をしない
のが肝要かと思います。
楽しいランナーズライフをお送りください(^^)