当院について
<小池整体の得意技について>
小池整体で施術を受けるといったい何をしてくれて何がいいのか?
コイケの得意技の一例を挙げてみます
・足から首までの動きの連携をつくる(1分)
・手首のねじれ~肘のねじれ~肩のずれ~左右の肩の連携をつくる(2分)
・開きにくく痛みの出るあごの動きの改善(1分)
・ねじれた動きの骨盤の回転の修正(10秒)
・屈伸とねじりがつらい体幹の動きの改善(10秒)
・力が入らず不安定で体重を支えられない足首の修正(1分)
・カラダの重心の高さの調節(30秒)
・背骨の、柱としての不安定さの改善(1分)
などなど・・・
時間数は目安で人によって違うのでそれより早いこともかかることもありますが、それぞれの施術に要する時間はほぼそのままです。
そしてこれは「これで終わり!」というものではありません。
あくまでこれらを軸としながら全体を見て行くきっかけ、にするものです。
上記の内容を読んでお気づきの方もいるかとは思いますが、巷の整体院でよく言われる、「肩こりの解消」とか「ぎっくり腰の痛み」を筋肉をほぐして関節を整えて改善します!・・・ということではなく、逆に身体をしっかり支えるべきところの力が抜けてしまっていたり安定しない箇所を復元し改善して、余計な力を使わないで楽に支えられ動けるようにする。
結果的にはそうすることで、動けない体やそのせいで無理を強いられて出てきた痛みは、必然的に出なくて済むようになってくる・・・と思ってください。
動ければ身体は「その人のレベルの中で」勝手に良くなる。
アスリートになるのであればあるいは身体を部分的に鍛えることも必要かもしれません。
ですが多くの場合、一般の生活を送る分にはトレーニングというのはほぼ必要ないと思います。
これは病院でよく言われる「あなたは腹筋が足りないから腰痛になるので鍛えてください」というたぐいのアドバイスについて疑問を持っている私の考えです。
痛みが出ている>ねじれや支えが効いてないカラダ>限界に来ている筋肉を鍛えてさらに負荷を強いる>さらに痛みが出る
というパターンがいかに多いか。
筋力が足らないから動けないのではなくて、動ける状態ではないから力が出せない、ということなのです。
そして施術時間が短いことは施術を受ける方にとって大きなメリットになります。
短時間で済むことで、多忙な仕事の合間に施術を受けて体にリセットをかけられる・料金が安く済むことができます。
<小池整体の整体について>
初回の施術においての目的は「チャンネルを変えること」です。
いままでが「腰は痛くて当たり前」「肩は上がらなくて当たり前」「膝が曲がらなくて当たり前」「すぐ疲れて当たり前」という状態だとすると
実際「ひどい」という状態ではあってもそれはそれで「バランスはとれている」のです。
ですが「ひどく効率の悪いバランスの取れ方」というチャンネルの状態であるため「不調である」と感じます。
まずその固定したチャンネルを一部でもいいので初回時に「変更したい」わけです。
そこからとっかかりを作りたいのです。
2回目に来ていただけるのならば、そこで変えたチャンネルが「現在どう作用していてどこまで変わったのか?また変わらないところはどこか?」を確認したいのです。
実はこの「変わらないところはどこか?」が一番知りたいわけです。
わかったらそこを修正して変わってくれたところと統合するように持っていく。
そして3回目以降で統合されて変化してきた状態を安定にもっていく。
というのがざっくりとですが当院の施術のスタンダードな流れです。
施術の際にコイケがまず何を一番優先して考えてるかというと、
「動けてないカラダの箇所の動きを出す」ことを考えます。
と聞くと地味に感じるかもしれませんが、からだが正常に動けば痛みは自然に出なくなります。
からだのねじれ・つぶれ・固さなどによる姿勢の影響・体内の圧力不均衡・事故の影響・手術や傷の影響・内臓の停滞、などが解消されれば、呼吸が深まり、血流がよくなり、そのうえでカラダを思うように楽しく動かしていれば勝手に良くなっていくものです。
命の火が消えかかっている状態以外は・・・。
小池整体では日本古来から1000年続く筋膜療法と、身体呼吸療法という技術をメインに使って施術しています。
前者は10年勉強しておりいまだ継続中、後者はこれも継続中で3年ほどですが、双方効果的に使ってみなさまには喜んでいただいています。
どちらも非常にシンプルかつ強い刺激はかけない技術です。
関節を鳴らしたり強くもんだりすることはありません。
よく「気功ですか?」と聞かれることがありますが、気功ではありません。
不思議で何にもしてないように見えるのになぜか良くなる、と喜んでいただいています。
という経験はほかではあまりないのではないかと思っています
患者さんも整体師もいっしょになってむずかしい顔をして悪いところや痛みのことばかりに集中するよりも、面白かったり楽しかったりするなかでまずはそれまでなかった「からだが軽い!」という感覚に慣れていって、そこからだんだん「良くなっていく」という過程をご提供できれば、仕事を楽しくやりたい私としては冥利に尽きると思っています。
<筋膜療法とは>
日本に1000年前から伝わる古式療法で、からだの目に見える動き・見えない動きを感知してそれをスムースにすることで体が自ら治る力を助けるとてもシンプルな療法です。
ほかの療法と治療の視点がまるで違うので一般的には理解されづらいかもしれませんが、結果はちゃんと出るのでそれは別に問題ではないと考えています。
この療法の大きな目的は、「胸郭の動きを最大限確保すること」「脳の血流を最大限改善すること」です。
この二つが最善の形になるということは、体の動き・呼吸・血流が改善されるということになり、であれば体はその機能を最大限発揮して自動的に治癒に向かうことができるからです。
施術には物理的に筋肉をほぐすとか関節を動かすとかいうことはほとんどやりません。
ですが簡単なものであれば瞬間で終わります。
受けたことのある方は「どんなやり方か人に説明できないです・・・(笑)」と言われます。
ご紹介をしてこられた方は、「面白いからとにかく一度受けてごらん!」と言われることがほとんどだそうです。
コイケも確かにそう思いますし説明しても理解されにくいので実際もうあまりしません・・・(笑)
ただ非常に本質的な「法則」にのっとった療法であると自信をもって言えます。
実際には手から腰を、足首から首を、膝からあごを、など、症状が出ているところとまったく関係なさそうに見える個所を施術してからだのつながりとはたらきをしっかりつくっていくことが多いです。
この療法がほかのものよりすごい!とか一番だ!とか言うわけではありません。
ほかにも素晴らしい療法はたくさんあります。
ただ相当深くシンプルで原則的で結果が出るアプローチであることは間違いないと思いますし、なによりコイケが面白くて楽しくて、ほれ込んでいる療法です。
幸せなことにご縁があってその中の一人として10年間勉強を続けさせていただいています。
<身体呼吸療法とは>
筋膜療法を学んでいて出会った治療法で、これも概念はとてもシンプルで、単に肺でする呼吸のほかにもある、体全体のリズムに関与する「呼吸」を改善することで体に治癒力と力強さを取り戻すという考えの療法です。
筋肉の硬さなどが取れても疲労の解消は一時的で、この療法を受けることでからだの内部の呼吸のリズムをより力強いものにすることで回復力と活力をあげることができ、またすっきりした状態に持っていけます。
<小池整体の歴史と実績について>
1996年から整体の勉強を始め、正確には2002年から六本木で独立開業して9年経過したのち、2011年に麻布十番に移転し5年、そして2017年ここ高田馬場に移転しました。
2004年3月に著書「あなたを変える整体」(廃刊:アマゾンで中古で販売してます(笑))を出版する機会をいただきました。
それを大きなきっかけに遠方の方も含め多くの方にご来院いただくようになりました。
本の出版を機に当時雑誌(hanako・VOGUE・ananなど)への掲載、フジテレビの情報番組出演、雑誌やフリーペーパーへのコラムの連載執筆など、各メディアに多く取り上げていただいたことも当院および整体師コイケタロウを多くの方に知っていただくためのありがたい助けになったと思っています。
ただメディアに多く出たからと言ってそれがそのまま技術と信頼性の有無を表すわけではありません。
現在のコイケの主幹療法である筋膜療法を学び始めたのが2007年で、おかげさまでそこからさらに信頼と実績を積むことができたように思っております。
↓ メディア関連の記事は、こちらのページにて紹介させて頂いております。
<小池整体の「健康観」について>
「健康」って・・・なんでしょうね?
「体が良くなる」とか「健康だ」という基準はなんなんでしょう?
「むちゃくちゃ元気!!」というのがそうなんでしょうか?
いろいろ考え方はあると思いますが、わたしのイメージでは
「なんでもない」
ことです。
調子が悪い!とか良い!とか別に考えもしない、そういう意識を特にせずに普段通りのことが普段通り滞りなくできてる、「なんでもない」状態。
そしてそうであるならたぶん、ちょっと思い切ったことや少し無理なことはできるはずです。
それですごく疲れたりは当然するけど、一晩寝たら・楽しく遊んだら・お風呂や体の調整をしたら、翌日には回復してる。
私はそういう力のある、普通の、なんでもない、状態が健康ということなのではないかなと思っています。
体のシステムは常に、均衡・維持・回復・反応・連携をしようとしている。
ですからそれが滞りなく働いている・・・のが健康なのではないかと。
であるならそれを崩して邪魔しているものをどけてあげるだけで「良くなる」し、「健康」になるのではないかなと思っています。
そう考えると深刻な状態であっても本当は至極シンプルで単純なことをすることで、またはやめる・どけることで、偉大なシステムは勝手に動き出すのではないのだろうか?
とわたしは思っているし、実際長時間手を加え続けるよりも短い時間で施術したほうが改善率は高いことが多いようです。
<当たり前ですがワタシはゴッドハンドではありません>
ご紹介でいらした方の中にはお気持ちはわかるのですが、「1回で神のように治してしまうんじゃないんですか!?」という風にお考えの方もいます。
いわゆる世に言う「ゴッドハンド」というやつです。
正直言いますがワタシはこのワードが気持ち悪いのでキライです(笑)
カラダとか人間とかは知れば知るほどわからない。
これがそこそこ長いことやってる手技療法者の実際の感覚ではないだろうかと思います。
そこからするととんでもないワードであると同時にメディアが分かりやすく作った安易なものだと思うのです。
それに乗っかるつもりも使うつもりもありません。
やってることは実際地味なことの積み重ねなのです。
自分がいまわかっている・できる範囲の中で提供できるものを駆使してベストを出すことに集中する。
足りないものは学んで自分のものにしながらまた進む。
ということの繰り返しです。
だいたい私は本物の「ゴッドハンド」(あえて)を知ってますが、そういう先生がたはそう呼ばれることに興味もないし、わかりやすい表にも出てきません。
皆さんもそういうワードに左右されることなく、それぞれご自分に合った先生に出会えることを祈ります。