ども小池整体コイケタロウです。
*というわけでずっと書きかけで終わってたやつを挙げます。KHJSが中途半端になってたのでこれで〆ます・・・
このシリーズも気づけば40回を越えましたが、元々はロックをほとんど通ってこなかったワタシのクライアントさんから、「ガイドしてくれると嬉しい」、という依頼の元にそれなりにかじってきた者として書いてる部分が大きいので、入門書のような内容ではあり深いところまであえて掘らない、という感じにしてます。
それでもそこから掘っていく楽しみというのはその方だけでなく読んでいただいてる方もそれぞれでいいと思いますし、件のクライアントさんもいろんな音楽を聴くようになって、ロックを通じて知らない人との交流が出来たり当然自身の楽しみが増えたりで何か良いことが増えているようで。ワタシとしてはそういうことが喜びであるし、自分も書いてて新たな再発見をするのが楽しいことでもあります。
というわけでKHJSですが、ほかにもたくさんいるんですが、キリがないので数人を「ファーストアルバムで味わってください」という感じにしたいかなと。
オッサンなんで挙げるのが多少古めのヒトばかりですが、今でも色褪せない人たちだと思ってます。
<UA>
再登場ですがワタシの中でこのテーマだと外せないんですよねーこの人は。
最初名前の読み方が「ウーア」だとわからなかったんですが、スワヒリ語で「花」「殺す」という意味も知って余計に印象的だったかな。
ファーストは「11」

高校の時に好きだったルースターズのメンバーをバックにしてた時期もあったので余計に注目はしてきていました。
生き方から容姿と歌詞と曲とがほとばしる人、という印象を抱いているんですが、ものすごい軽さと重さを同時に持ってる人でもありますね。
多分一生好きです(笑)
<bird>
ファーストは「Bird」

UAの三年後に出てきた人ですが、90年代後半を彩ったシンガーです。
モンド・グロッソ(大沢伸一)に認められてバックについたことで楽曲的にカッコイイ路線でスタートできたのは「持ってる」人だなぁという感じです。
<KUMI(ラブ・サイケデリコ)>
ファーストは「THE GREATEST HITS」

ジャケットカッコいいですよね。
内容もカッコいいんですが、ご本人もジャケットのようないでたちだと勝手に思い込んでたところに、しばらくして写真のような感じだったのがわかってこれも勝手にびっくりした記憶があります(笑)
パブロック・ガレージロック的でありクラシックの匂いと不思議な新しさがある(当時)バンドユニットです。
<中島みゆき>
ファーストは「私の声が聞こえますか」

言わずと知れた・・ですが、この人は最初フォークのカテゴリーで出てきたんですけど、ワタシ的には「ブルースシンガー」。
それも「昭和恋愛恨み節ブルースの権化」(笑)
ブルースってアメリカ発祥の・・なんですが、ここでいうのはどちらかというとその背景的な意味でのブルースです。
しかしこんなに女性の悲しい恋愛の歌をここまでダークに歌えるかね!?という意味ではほかに並ぶ人はいないのではないかと。
「髪」という曲があるんですけど、「あなたが好きだと言ったから髪を伸ばしてもうすぐ腰にまで届きます。それでもあなたは離れていくばかり。切ってしまいます。今夜旅立つあなたに見せて。」
という内容でマイナーコードのアコギのアルペジオで弾きながら歌うんですけど、正直男からしたらスゲー「怖い」(笑)
でも恋愛のやり取りなんて究極ドロドロした感情で埋め尽くされることもよくあることです。
「あなたを愛してる」と明るく歌うのだけがラブソングではない。
こういうラブソングもある。
そこへ全振りしてた初期の中島みゆきはマジでカッコいいと思います。
<DIESEL ANN というかT字路’s>
番外編にはなりますが、この人の歌はすごい。
しゃがれたダミ声で、吠えるように歌うのがカッコイイ。
一度聴いたら忘れないタイプのシンガーですが、正直ライブで全編これは個人的にはキツイ(笑)
でもディスってるわけではなく、魅せられる人にはぶっ刺さる歌い手だと想うのですよね。
<続く>
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