【ロックへの道(仮)⑮】~「ダミ声」の魅力を知る。<ストリートスライダーズ>~

ロックへの道(仮)

ども小池整体コイケタロウです。

 

声は才能

と言いましたが、スティングのようなハイトーンの綺麗な声は確かに魅力的なんだけども、ロック界隈においては暴力的かつ野性的かつ渋い声というのも圧倒的に人を惹きつける魅力があると思ってます。

ていうか好きです。

ジャニスジョプリンもその部類に入ると思うんですが、いわゆるダミ声で歌うシンガーが個人的に好きで、それがバンドの音と混ざり合った時の統一感が取れてたりするとその楽曲は何倍にも光を放ちます。

ぱっと思いつくのはミッシェルガンエレファントのチバユウスケ、憂歌団の木村充揮、ドクタージョン、ルイ・アームストロング・トムウェイツ・・・などなどですが、中学高校でめんたいロックにハマってた時に同時併行で聴いてたのは83年デビューのストリートスライダーズで、ARBを聴かなくなった現在でもいまだにスライダーズだけはなぜか聴いてしまう。

音は縦ノリのめんたいロックと違って、リトルストーンズなんて呼ばれてたツインギターの横ノリのロックンロールで、めちゃめちゃカッコよかった。

ギターボ-カルの村越弘明(ハリー)の声を最初に聴いたときのインパクトはかなり強烈でした。

彼の6弦がないオープンEチューニングでツボを押さえた絶妙なカッティングというのも、多分にストーンズのキースリチャーズに倣ったのは言うまでもない。

ファーストアルバムのジャケットですが、ハリーは完ぺきなシャブ中のジャンキーにしか見えませんし、ほかのメンバーもいわゆる「一見近寄りたくない人たち」で脇を固めています・・・

イメージは薄暗い地下のライブハウスで酒とタバコの煙で曇った中ルーズなロックンロールを演奏しつつたまに客と乱闘になったりする・・みたいな感じでしたが、結構そこそこ事実だったらしいというのも高校生の私にそういうチンピラ感(笑)にあこがれを抱かせるバンドだったんですよね。

当時ライブに行きましたが、終演後に駅に向かう道中の帰りの客が全員ハリーに感化されて目が座ってたのはヤクザ映画を見た後と同じ効果だったんでしょうね・・・(笑)

でも粗削りでパワー全開ですが統一感のあるいいアルバムでした。

スライダースのフェイバリット曲を語るとき、たぶん多くの人がこの次に出るアルバムの「So Heavy」や売れ始めたころの「Boys Jump The Midnight」を挙げるかと思うんですけど、ワタシ的にはほぼ40年(!)経った今でもベストフェイバリットはファースト収録の「すれちがい」です。

ハリーの書く曲は基本ロックンロールなんだけど、こういう虚無感が漂う風景の見える系統の曲がかなり味わい深い。

なんかスーッとね、心に沁みてくる。

これもそういう曲。

スライダースのCDは一時全て廃盤になったんですけど、ある時期にリマスターで再発されてまたそこからもだいぶ経つんでたぶん増版されなくてアマゾンで販売されてるものも高価になってしまってます。

ワタシはほぼすべてのアルバム音源持ってるんですけど、深堀しないまでも全体像が気になるという方はこのベストが一番網羅していると思います。

Amazon.co.jp

ファーストアルバムが全部聴ける動画を張っときますのでよろしければ。

40年も前にこういう今はもう出てこないであろうロックンロールバンドがいたのを知ってもらいたいですね。

ダミ声全開です(笑)

<続く>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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