症状解説/内蔵

シェアする

 症状解説/カテゴリー:内蔵 

項目 東洋医学的な胃の話 ランナーのための胃腸の話

● 東洋医学的な胃の話

胃は、内臓の中で最もよく知られていて、イメージしやすい臓器の一つだと思います。

西洋医学的には、

・食べたものを収める袋
・食物の消化と、ほんのちょっとの吸収
・食べたものの殺菌

など、誰でもパッと思いつきますね。
では、東洋医学では、胃をどうみているのか。

・入ってきた食物をいったん胃に収めて消化、粥状にして、次の消化管に送る

といったことが書かれています。ここまでは西洋医学とほぼ一緒ですが、

さらにさらに、実に多くの記述があって、

・胃経は陽経の王(=一番エラい)
・“胃の気” の少なきは 『病』 といい、“胃の気” 無きは 『死す』
・五臓六腑はみな気を胃の腑から受け取る

などなど、胃は元気の大元という表現が随所にみられ、とても重要視しているのが分かります。

胃の気が少ないとそれはもう『病気』の状態で、『無ければ死ぬぞ!』と言ってます( ゚ロ゚)

「胃の気」とは、簡単に言えば生命力。

胃の気があれば、大病したあとも好転し、予後が良いとされています。

逆に少ないと、どんなことが起こるのか・・・。

【婦人科系の症状】
・月経異常(月経痛、月経不順など)

【季節の変わり目にやられてしまう】
・関節痛、リウマチ、アレルギー、湿疹、雨が降ると古傷が痛む、夏痩せ(夏バテ)する、冬にキツイ気管支炎をやる など

どうやら、胃の気が少ないとバイオリズムや環境の変化に体が大きく揺さぶられるようになるみたいです。自然のリズムに付いていけなくなる、とでも言いますか。

【消化器系の症状も、もちろん出ます】
胃酸過多の症状(化学療法や放射線治療の際の食欲不振、胃・十二指腸潰瘍、悪阻の際の食欲不振、げっぷや胸焼け、口臭 など)

【ほかには】
腹部の手術痕の痛みや癒着、足に力が入らない、糖尿病による末梢知覚障害 など

…非常に多岐に渡ってキツイ状態が起きますね。

【なぜ胃の気は弱るのか】
加齢とともに弱る部分もありますが、大食いや早食いも、胃の気を弱める大きな要因です。

「ちょっと足りないぐらいの食事を、ゆっくり味わって食べる」だけで、体は元気になったりします。

特に今のように暑い季節、暴飲暴食にならないよう、気をつけましょう。
一般に針灸治療は、局所を治療しつつ、並行して胃を元気にする治療を行います。
ベースの力もしっかり底上げしたいという方は、お気軽にご相談を

<銀杏を子供にあげるときは注意>

ぼくはギンナン(銀杏)をフライパンで炒って塩ふって食べるのが大好きです。

ちょうど今が旬でもあります。パキッと殻を割って翡翠のようにきれいな実をいただきながらお酒を飲む。最高です!

でも、

「食べ過ぎると良くない」

って、何となく聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

では、食べ過ぎると、なにがどう悪いのか。

症状を調べてみると・・・

「腹痛、下痢、消化不良、嘔吐、ひどいとふらつきや痙攣、最悪の場合は死に至る・・・」

怖いことが書かれてますねぇ・・・( ゚ ▽ ゚ 😉

【実は、大人はけっこう食べても平気】

メチルピリドキシンという物質がどうも良くないらしいんですけど、実は大人はコイツをそこそこ分解・解毒できるそうです。もちろん個人差はあるでしょうが(笑)。

解毒できる限界を超えるといろいろマズイそうですが、大人の場合は40粒以上食べなければ、まあ平気らしいです。

銀杏40こってね、けっこうな量ですよ?なかなかそんなに食わないから(笑)。

気をつけなきゃいけないのは、子供です。

子供にはメチルピリドキシンを分解する酵素が備わっていません。

ギンナンで中毒起こして救急搬送されるのは約7~8割が子供だそうですよ!!

小児が食べていいのは多くても7粒まで!!!

ギンナンは用法、用量を守ることです( ̄^ ̄)

※今回、ギンナンについてネット上でイロイロ調べてどうも違和感というか、しっくり来ない単語がありました。
あっちこっちどこもかしこもビタミンB6阻害物質を、『チルビリドキシ』 と書いてたんですが。

よくよく調べると、『メチルピリドキシン』 が本当の名前でした。

『チル』で始まる有害物質は無いし『シ』で終わる物質もそうそう無い

と、有機化学に詳しい方の見解に行き着き、なるほど!と納得した次第(^^)

ネット情報は、鵜呑みにしてそのまま引用してはいけませんね、気をつけましょう

→症状解説のトップに戻る