施術例・右腰の痛み

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症状: 右腰の痛み 主訴:体幹右ひねりで右腰部に張りと痛み
症例: 60歳男性 嘱託職員
病歴等:
今回と違い3年前初診時は左腰の痛みで来院。 長時間の座位で徐々に痛みが現出、立位では問題なし。
長年柔道をやっており後進に指導する立場でもあるが、無理をすると症状が出る。
右背中の良性腫瘍を9年前に全身麻酔の上摘出。
右足巻き爪で痛み在り
所見 : (具体的経緯) 慢性的に左だった腰痛が今回は右に。左は前回施術後出ていない。
施術内容と結果
精神的ストレスが以前より強く、消化器系の弱さが見て取れる。
左腰の時は胃腸の機能低下による腹圧の低減が左側に顕著にみられたので圧力調整を念入りに行ったが、今回はきれいに右にそれが出ている。
ここ最近飲酒することがひんぱんで、多いときは週5回そういった催しがあるが、本人は酒に特別強いわけではないのですぐ酔うという。
右股関節の可動域減少(腹圧による支えが足りないための、反射的な筋緊張による)右腹圧調整と胸腔・腹腔の圧力バランス調整
両耳神門のツボへの刺激により自律神経の鎮静化を図る
肝臓・胃へアプローチ
足裏の接地感覚の減少により身体のぐらつきが見られるので感覚をアップさせ安定感を確保
頭部より抗重力筋群の緊張を低下させる終了後主訴である右回旋による右腰の痛みは消失したが、しばらく調整をしてほしいというので次週再度施術する流れ。
ストレスの内容は家庭の問題と仕事の多忙さによるものだったが、定年ということで解放される安ど感はあったが前回の左腰も同様に、腹圧の低下が顕著にみられるほど内臓に負担をかけているのが精神状態によるものである所が大きいことは否めない。

施術者の考察 :

通常の仕事上の対人関係よりも家庭内におけるそれの方が総じてダメージは深いことが多い。
ストレスの問題は常にあるが、本人の力の向かい方のベクトルがどこを向いているかによってそれが有る無しよりも大きい影響を及ぼすことが多いように思える。

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